矯正治療中は
食事・スポーツに注意が必要?
Meal・Sports
矯正治療中の食事や
スポーツの注意点について
矯正治療中における食事やスポーツについてや、
スポーツ時におすすめする
矯正の種類についてご説明します。
矯正治療中の食事について
ワイヤー矯正中に
食事をするうえでの注意点
ワイヤー矯正とは、歯の表面に「ブラケット」という小さな装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯並びを整える矯正方法です。矯正治療で広く行われている手法で、あらゆる歯並びの治療に適用できる特徴があります。
ワイヤー矯正の治療期間中は、装置と歯の間の隙間に食べかすが挟まりやすい状態です。特に粘着性のある麺類や、繊維質の多い野菜類などは装置に絡まりやすく、その他、飴やキャラメルなども粘着性が高いため装置の周りに付着しやすくなります。糖分も多く含まれる食品なので、虫歯リスクを一層高めてしまいます。こうした食品を摂取する際は特に、食後のケアをしっかりするよう注意が必要です。
インビザライン矯正中に
食事をするうえでの注意点
インビザライン矯正とは、透明に近いマウスピース型の装置を歯に装着して少しずつ歯並びを整えていく矯正方法です。
「周りに気づかれずに矯正できる」「自分で取り外しができて楽」など、従来のワイヤー矯正による悩みの多くを解消できる点が人気の理由となっています。
インビザライン矯正の治療期間中はマウスピースで歯を覆う状態となるため、唾液による殺菌・洗浄作用が働かず、細菌が増殖しやすい状態にあります。 そのため、食事をする時や、水・お茶以外を飲む時はマウスピースを外してから行うようにします。そして、間食を含め毎食後にきちんと歯を磨いて虫歯の感染リスクをコントロールする事が重要です。
矯正中にオススメの
食べ方・食べ物について
矯正治療をスタートした直後は痛みが出やすい時期ですので、食事の際にはなるべく食べ物を細かくしてから食べるようにし、歯にかかる負担を小さくできるよう心がけます。
また、矯正の治療期間中には特に食事制限はありませんが、硬い食べ物などは歯への負担を考慮して避けた方が良いでしょう。初めは柔らかいもの中心の食事がおすすめです(リゾットや野菜スープ、ヨーグルトやゼリーなど)。
矯正治療中のスポーツについて
矯正中に運動や
スポーツはしても良い?
マウスピースやワイヤーなどの矯正装置をしたまま運動やスポーツができるかどうか、疑問を持たれている方もいらっしゃるかと思います。ジムやヨガで体を動かしたり、ランニングで汗を流す程度の運動に関しては、通常どの矯正治療方法でも特に問題はありません。
ただし、激しい運動やスポーツをされる方の場合、矯正器具で唇などを傷つけてしまう恐れがあるためワイヤーを用いた表側矯正は推奨されません。
スポーツをよくする方には、「インビザライン(マウスピース矯正)」や「裏側矯正(舌側矯正/リンガル矯正)」がおすすめです。
インビザライン矯正が
スポーツにおすすめな理由
マウスピース型の装置を用いたインビザライン矯正は、自分で簡単に取り外すことができるなど普段の生活への影響を抑えた矯正方法です。
基本的に食事や歯磨きの時以外はマウスピースをつける必要がありますが、インビザラインの装置は特殊なプラスチック製のため、スポーツ時でも口の中を傷つけにくくなっています。
裏側矯正がスポーツにおすすめな理由
裏側矯正(舌側矯正/リンガル矯正)とは、ブラケット装置を歯の裏側(舌側)に装着して歯並びを整える矯正方法です。外側に装置が見えにくいため、周りに目立たない矯正治療を行えるのが特徴です。 表側矯正のように装置が唇に当たることがないことから、スポーツをする方にも向いている矯正方法と言えます。
矯正中のスポーツ時には、
飲み物にも注意
運動時にスポーツドリンクを飲む方も多いかと思いますが、スポーツ飲料の成分には糖や酸が含まれているため、マウスピースをつけたまま飲んでしまうと虫歯や歯周病の発症リスクを高めることにつながります。
マウスピースを装着している間は、水かお茶を飲むようにしましょう。また、それ以外の飲み物はマウスピースを外してから飲むようにし、飲み終わった後はきちんと歯磨きをして虫歯や歯周病の予防に努めることが大切です。
スポーツ用マウスピース
(マウスガード)との違い
スポーツ用マウスピースとは?
ラグビーやボクシング、サッカーやバスケットボールなど、従来より激しい競技における外傷予防としてスポーツ用マウスピース(マウスガード)が使用されています。
また近年では、マウスピースを噛みしめることで強い瞬発力と安定感、集中力などを高める目的で、ゴルフや野球など幅広い競技で活用される機会も増えています。
矯正用マウスピースとの違い
矯正治療で用いるマウスピースと比べると、スポーツ用マウスピースは厚めで強い噛みしめにも耐えられるよう丈夫な作りになっています。
矯正用のマウスピースは強く噛みしめてしまうとマウスピースの強度が耐えきれず、変形や破損してしまう可能性があります。噛みしめの少ないスポーツであれば問題はありませんが、瞬発的な力を要するスポーツをされる方や、噛みしめ癖のある方は事前に担当医にご相談ください。
矯正歯科を検討中の方へ
(無料相談のご案内)
歯並びの矯正治療は、他の歯科治療と比べても長期間にわたりますので、ご自身に合う信頼できる歯科医院で治療を受けることが重要です。
クリニックの雰囲気や治療方針、ドクターの信頼性を確かめるためにも、まずは遠慮なくカウンセリングを受けてみられることをお勧めします。
名古屋市・四日市・東京港区の歯医者「プルチーノ歯科・矯正歯科」では『矯正無料相談』を随時実施しております。ご自身のライフスタイルに適した矯正方法や、治療にかかる期間や費用など、少しでも気になる事がありましたら、どうぞ遠慮なくご活用ください。
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